うがいはいつからできる?幼児のうがい練習の進め方と、飲み込んでしまうときのコツ
うがいの練習は何歳から?ぶくぶくうがいからガラガラうがいまでの順番、飲み込んでしまう・できないときの工夫、練習のコツを2〜5歳向けに解説します。

「うがいを教えたいけれど、全部飲み込んでしまう」「ガラガラができない」。風邪の季節が近づくと、うがいの習慣づけが気になります。この記事では、うがいの練習を始める時期と、段階的な進め方を紹介します。
うがいの種類と難しさ
うがいには、2つの段階があります。
- ぶくぶくうがい:口に水を含み、頬を動かして、口の中をすすぐ。口を閉じる力と、頬を動かす力が必要
- ガラガラうがい:上を向き、のどの奥で水を鳴らす。息を吐きながら、水を飲み込まない、高度な動作が必要
ぶくぶくうがいは、3歳前後から、できる子が増えます。ガラガラうがいは、4〜5歳ごろから、できるようになる子が多いようです。個人差が大きいため、年齢にこだわる必要はありません。
練習の進め方
ステップ1:水を口に含む
少量の水を口に含み、「ペッ」と、吐き出す練習から始めます。口に水が入る感覚に、慣れることが目的です。
ステップ2:口を閉じて、ぶくぶく
水を口に含んだまま、口を閉じて、頬をふくらませたり、へこませたりします。「ほっぺを、ふくらませよう」と、遊びで取り入れます。
ステップ3:ぶくぶくして、吐き出す
頬を動かしてすすいだら、洗面台に、ゆっくり吐き出します。コップの水を、少量ずつ使います。
ステップ4:上を向いて、水を含む
少量の水を含み、少し上を向いて、のどに水を、ためる練習をします。すぐに飲み込まず、数秒キープします。
ステップ5:ガラガラ
上を向いたまま、「あー」と、声を出して、のどで水を鳴らします。「ライオンの、うなり声」など、まねっこ遊びにすると、楽しめます。
飲み込んでしまうときの工夫
- 水の量を、ごく少量にする(大さじ1杯程度)
- 口の中の水を、「ペッ」と、吐く練習だけを繰り返す
- 吐くときに、洗面台をのぞき込む姿勢を、親が見せる
- 飲み込んでしまっても、叱らない(少量の水なら、問題ありません)
楽しく練習する工夫
- 親が、一緒にうがいをして、見本を見せる
- 好きな歌を歌いながら、うがいをする(数を数えるなど)
- 洗面台の高さが合うよう、踏み台を使う
- できたら、「じょうずに、ぶくぶくできたね」と、具体的に褒める
- お風呂の中で、練習する(失敗しても、気にならない)
避けたい対応
- 無理に、水を口に入れる
- 「どうして、できないの」と、叱る
- 飲み込んだことを、責める
うがいの効果について
うがいは、風邪の予防を目的に、すすめられることが多い習慣です。ただし、年齢が低いと、うまくできないことも多く、無理に行う必要はありません。手洗いや、規則正しい生活、バランスのよい食事など、ほかの生活習慣と組み合わせて、考えましょう。
うがい薬は、年齢によって、使えないものもあります。使用する場合は、医師や薬剤師に、相談しましょう。
相談の目安
- 水を口に含むことを、極端に嫌がる
- 口の動かし方が、ぎこちなく、食事のときにもむせる、よだれが多い
- のどの痛みや、咳が、長く続く
小児科や、保健センターに、相談しましょう。
よくある場面と声かけの例
水を、ごくんと飲んでしまった場合の例です。
「ごくんって、飲んじゃったね。大丈夫だよ」と、受け止めます。「お口に入れたら、ほっぺを、ぶくぶくして、ペッてしようね。ママと、一緒にやってみよう」と、見本を見せます。
まとめ
うがいは、水を吐き出す練習から始めて、ぶくぶく、ガラガラへと、段階的に進みます。遊びの要素を取り入れ、失敗を責めず、焦らず、少しずつ身につけていきましょう。
参考にした情報
本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。
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