4歳の運動発達:ケンケン・ボールキャッチ・鉄棒など、できることの広がり
4歳は、ケンケンやボールキャッチ、鉄棒のぶら下がりなど動きが複雑になる時期。運動発達の目安、おすすめの遊び、さまざまな動きを経験させるコツ、体験談を紹介します。
「ケンケンができるようになった」「鉄棒にぶら下がるのが好き」。4歳になると、体の動かし方が複雑になり、できることがぐっと広がります。この記事では、4歳の運動発達の目安と、さまざまな動きを経験させるコツを紹介します。
4歳の運動発達の目安
あくまで目安で、個人差があります。
- 片足で立つ時間が長くなり、ケンケン(片足跳び)ができる子が増える
- ボールを、手の動きに合わせて、キャッチできるようになってくる
- 階段を、足を交互に出して、上り下りできる
- 走りながら、方向を変えたり、止まったりできる
- 鉄棒にぶら下がる、ジャングルジムに登るなど、遊具遊びが活発になる
- 三輪車や、補助輪つきの自転車に乗る子もいる
4歳の運動で大切にしたいこと:多様な動きの経験
文部科学省の「幼児期運動指針」では、幼児期は、特定の運動だけを繰り返すより、さまざまな遊びを通して、多様な動きを経験することが大切とされています。
動きは、大きく次の3つに分けて考えると、バランスよく経験させやすくなります。
- 体のバランスをとる動き:立つ、座る、片足で立つ、渡る、ぶら下がる
- 体を移動する動き:歩く、走る、跳ぶ、はう、登る、滑る
- 用具などを操作する動き:投げる、捕る、蹴る、転がす、持つ、運ぶ
4歳におすすめの遊び
- ケンケン遊び:線の上や、輪っかの上を、片足でぴょんぴょん
- ボール遊び:投げ合いっこ、壁あて、的あて
- 鉄棒・うんてい:ぶら下がる、足をかけてぶらさがる(手の力と、体を支える力を育てる)
- ジャングルジム・アスレチック:登る、くぐる、わたる
- 簡単な鬼ごっこ、かくれんぼ:友だちと動きながら、ルールを守る経験にも
習い事を始める前に
4歳は、スイミング、体操、サッカーなど、運動系の習い事を考え始める時期です。
- 本人が、楽しいと感じているかを、一番の基準にする
- 週1回の習い事だけでなく、日常の外遊びの時間も確保する
- 特定のスポーツだけに偏らず、遊びの中で多様な動きを経験させる
習い事の選び方は、別の記事「4歳の習い事」でも詳しく紹介しています。
体験談:よくあるエピソード
複数のご家庭でよく聞かれる体験をもとに構成した、一例です。
4歳になって、友だちが鉄棒の前回りをしているのを見て、うちの子も「やりたい」と言い出しました。最初は怖がって、ぶら下がるだけでしたが、毎週公園で少しずつ練習し、3か月ほどで、前回りができるようになりました。できたときの「やったー!」という顔が、とても印象的でした。
こんなときは、相談を
- 片足で立つことが、まったくできない
- 転倒が、極端に多い
- 手足の動きが、極端にぎこちない状態が続く
- 運動に対して、極端な疲れやすさがある
かかりつけの小児科や、園の先生に、気になることを相談しましょう。
まとめ
4歳は、バランス・移動・操作など、さまざまな動きを経験して、体の使い方を広げる時期です。特定の運動に絞らず、遊びの中で、いろいろな動きを楽しく経験させましょう。
参考にした情報
- 幼児期運動指針(文部科学省)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。発達について心配なことがあれば、小児科や園にご相談ください。
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