ParentCoach
発達を知る

運動会が苦手・徒競走を嫌がる子への関わり方。当日までの準備と、結果より大切にしたいこと

運動会に行きたくない、かけっこが苦手、人前で固まる。幼児の運動会への不安の理由、家庭でできる練習と気持ちのケア、当日の声かけ、避けたい対応を解説します。

約4分で読めます編集:ParentCoach 運営チーム
運動会で、応援の中を笑顔でゴールに向かって走る女の子

「運動会の練習が、いやだと言い出した」「かけっこで、いつも最後」「本番になると、固まって動けない」。運動会は、子どもにとって、楽しみな反面、プレッシャーを感じやすい行事です。この記事では、運動会が苦手な子への関わり方を紹介します。

運動会を嫌がる理由

  • 走るのが遅い、運動が苦手と、自分で感じている
  • 人前で、注目される場面が、緊張する
  • 失敗したら、どうしようという、不安
  • 練習で、先生や、友だちに、注意された経験がある
  • 音や、人の多さ、いつもと違う雰囲気に、疲れる
  • 保護者の期待を、感じ取って、プレッシャーになっている

運動会の苦手意識は、運動能力だけでなく、気質や、環境も影響します。

運動会前の、家庭での関わり

気持ちを聞く

「運動会、どうだった?」「どんなところが、いやだった?」と、責めずに、話を聞きます。不安の、具体的な中身が分かると、対処しやすくなります。

競争より、楽しさを大切にする

「1位になる」ことより、「楽しく走る」「最後まで走る」ことを、目標にします。

運動を、遊びで楽しむ

  • 公園で、追いかけっこ、鬼ごっこをする
  • 親子で、ゴールを決めて、競走する(親が、わざと負けて、勝つ経験を作る)
  • ボール遊び、なわとび、リズム遊びなど、体を動かす遊びを楽しむ

幼児期の運動は、特定の競技の練習より、さまざまな動きを経験することが、大切と言われています。

事前に、流れを伝える

運動会の流れ、当日の様子(音楽、観客、応援など)を、事前に話すと、安心しやすくなります。園の先生に、様子を聞くのも、有効です。

練習で、気をつけたいこと

  • 長時間、繰り返し練習させない
  • 他の子との比較を、避ける
  • できなくても、責めない
  • 子どもが、自分のペースで、取り組めるよう、見守る

当日の声かけ

前日・当日の朝

  • 「楽しんでおいで」「見ているよ」と、結果を問わない、声をかける
  • 十分な睡眠と、朝食で、体調を整える

競技の前

「がんばってね」ではなく、「楽しんでね」「応援しているよ」と、声をかけます。

競技のあと

  • 順位に、触れず、「最後まで、走ったね」「応援の声が、聞こえたよ」と、行動や、姿勢を認める
  • 泣いたり、悔しがったりしたときは、気持ちを受け止める
  • 「どうして、あんなに、遅いの」と、責めない

当日、動けなくなったとき

人前で、緊張して、固まってしまうこともあります。

  • 無理に、動かそうとしない
  • 先生や、保護者が、そばで、見守る
  • 参加できなくても、「見ていたね」「応援したね」と、認める
  • 「次は、どんなふうにしたら、参加しやすいかな」と、後で一緒に考える

参加が難しい場合は、園の先生と、相談して、無理のない形で、関わる方法を、探します。

避けたい対応

  • 順位や、結果を、叱る
  • きょうだいや、友だちと比べる
  • 練習しないと、恥ずかしい思いをする、と脅す
  • ごほうびで、頑張らせすぎる(結果のごほうびは、プレッシャーになることがあります)

運動会が終わったあと

  • 頑張った点を、具体的に褒める
  • 「楽しかったことは、何?」と、振り返りを促す
  • 苦手だった競技は、無理に練習を続けず、運動を、楽しむ機会を、作る
  • 写真や動画を、一緒に見て、よかった場面を、話題にする

相談の目安

  • 運動会だけでなく、日常でも、体を動かすことを、極端に避ける
  • 転びやすい、ぶつかりやすい、ボールが、極端につかみにくい(運動の不器用さが強い)
  • 運動会の前後で、強い不安、腹痛、眠れないなどの、症状が続く

園の先生や、保健センター、小児科に、相談してみましょう。

よくある場面と声かけの例

「運動会、行きたくない」と、泣いて訴える場合の例です。

「行きたくない気持ち、あるんだね」と、受け止めます。「どんなことが、いやなのかな?」と聞き、「ママも、一緒に応援するよ。楽しめることだけでも、やってみようね」と、安心できる声かけをします。

まとめ

運動会が苦手な子には、結果より、取り組む姿勢や、楽しさを大切にしましょう。気持ちを聞き、焦らず、見守ることで、運動への、前向きな気持ちや、自己肯定感が育ちます。

参考にした情報

本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。

#3歳#4歳#5歳#6歳#運動発達#運動会#非認知能力#自己肯定感

ParentCoachなら、読んだ内容を今日の親子遊びにすぐ移せます。

  • お子さまの月齢に合わせた、今日のおすすめアクティビティ
  • やった記録で、できるようになったことが見える
  • パートナーとお子さまの記録を共有できる
アプリをはじめる

関連記事