運動会が苦手・徒競走を嫌がる子への関わり方。当日までの準備と、結果より大切にしたいこと
運動会に行きたくない、かけっこが苦手、人前で固まる。幼児の運動会への不安の理由、家庭でできる練習と気持ちのケア、当日の声かけ、避けたい対応を解説します。

「運動会の練習が、いやだと言い出した」「かけっこで、いつも最後」「本番になると、固まって動けない」。運動会は、子どもにとって、楽しみな反面、プレッシャーを感じやすい行事です。この記事では、運動会が苦手な子への関わり方を紹介します。
運動会を嫌がる理由
- 走るのが遅い、運動が苦手と、自分で感じている
- 人前で、注目される場面が、緊張する
- 失敗したら、どうしようという、不安
- 練習で、先生や、友だちに、注意された経験がある
- 音や、人の多さ、いつもと違う雰囲気に、疲れる
- 保護者の期待を、感じ取って、プレッシャーになっている
運動会の苦手意識は、運動能力だけでなく、気質や、環境も影響します。
運動会前の、家庭での関わり
気持ちを聞く
「運動会、どうだった?」「どんなところが、いやだった?」と、責めずに、話を聞きます。不安の、具体的な中身が分かると、対処しやすくなります。
競争より、楽しさを大切にする
「1位になる」ことより、「楽しく走る」「最後まで走る」ことを、目標にします。
運動を、遊びで楽しむ
- 公園で、追いかけっこ、鬼ごっこをする
- 親子で、ゴールを決めて、競走する(親が、わざと負けて、勝つ経験を作る)
- ボール遊び、なわとび、リズム遊びなど、体を動かす遊びを楽しむ
幼児期の運動は、特定の競技の練習より、さまざまな動きを経験することが、大切と言われています。
事前に、流れを伝える
運動会の流れ、当日の様子(音楽、観客、応援など)を、事前に話すと、安心しやすくなります。園の先生に、様子を聞くのも、有効です。
練習で、気をつけたいこと
- 長時間、繰り返し練習させない
- 他の子との比較を、避ける
- できなくても、責めない
- 子どもが、自分のペースで、取り組めるよう、見守る
当日の声かけ
前日・当日の朝
- 「楽しんでおいで」「見ているよ」と、結果を問わない、声をかける
- 十分な睡眠と、朝食で、体調を整える
競技の前
「がんばってね」ではなく、「楽しんでね」「応援しているよ」と、声をかけます。
競技のあと
- 順位に、触れず、「最後まで、走ったね」「応援の声が、聞こえたよ」と、行動や、姿勢を認める
- 泣いたり、悔しがったりしたときは、気持ちを受け止める
- 「どうして、あんなに、遅いの」と、責めない
当日、動けなくなったとき
人前で、緊張して、固まってしまうこともあります。
- 無理に、動かそうとしない
- 先生や、保護者が、そばで、見守る
- 参加できなくても、「見ていたね」「応援したね」と、認める
- 「次は、どんなふうにしたら、参加しやすいかな」と、後で一緒に考える
参加が難しい場合は、園の先生と、相談して、無理のない形で、関わる方法を、探します。
避けたい対応
- 順位や、結果を、叱る
- きょうだいや、友だちと比べる
- 練習しないと、恥ずかしい思いをする、と脅す
- ごほうびで、頑張らせすぎる(結果のごほうびは、プレッシャーになることがあります)
運動会が終わったあと
- 頑張った点を、具体的に褒める
- 「楽しかったことは、何?」と、振り返りを促す
- 苦手だった競技は、無理に練習を続けず、運動を、楽しむ機会を、作る
- 写真や動画を、一緒に見て、よかった場面を、話題にする
相談の目安
- 運動会だけでなく、日常でも、体を動かすことを、極端に避ける
- 転びやすい、ぶつかりやすい、ボールが、極端につかみにくい(運動の不器用さが強い)
- 運動会の前後で、強い不安、腹痛、眠れないなどの、症状が続く
園の先生や、保健センター、小児科に、相談してみましょう。
よくある場面と声かけの例
「運動会、行きたくない」と、泣いて訴える場合の例です。
「行きたくない気持ち、あるんだね」と、受け止めます。「どんなことが、いやなのかな?」と聞き、「ママも、一緒に応援するよ。楽しめることだけでも、やってみようね」と、安心できる声かけをします。
まとめ
運動会が苦手な子には、結果より、取り組む姿勢や、楽しさを大切にしましょう。気持ちを聞き、焦らず、見守ることで、運動への、前向きな気持ちや、自己肯定感が育ちます。
参考にした情報
本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。
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