0歳の食育は離乳食から。始め方と進め方、初期〜完了期の目安
0歳の食育の基本は、食べる意欲と「おいしい」の経験を育てること。離乳食を始める時期のサイン、初期・中期・後期の進め方の目安、避けたい食品、体験談を解説します。
「離乳食、いつから何をあげればいい?」。0歳の食育は、栄養をとらせること以上に、「食べるって楽しい」という経験を積み重ねる時期です。この記事では、離乳食の始め方と進め方の目安、0歳の食育で大切にしたいことを紹介します。
0歳の食育で大切にしたいこと
- 食べる意欲を育てる(無理に食べさせない)
- いろいろな味・食感に、少しずつ出会わせる
- 大人と一緒に食卓を囲む楽しさを感じさせる
- 安全に食べられる環境を整える
離乳食を始めるサイン
離乳食は、生後5〜6か月ごろが開始の目安とされています。月齢だけでなく、次のようなサインを目安にします。
- 首がしっかりすわっている
- 支えてあげると座れる
- 大人が食べている様子をじっと見たり、口をもぐもぐ動かしたりする
- スプーンを口に入れても、舌で押し出すことが減ってきた
離乳食の進め方の目安
| 時期 | 月齢の目安 | 食べ方・かたさ | 1日の回数 |
|---|---|---|---|
| 初期(ゴックン期) | 5〜6か月 | なめらかにすりつぶした状態 | 1回 |
| 中期(モグモグ期) | 7〜8か月 | 舌でつぶせるかたさ | 2回 |
| 後期(カミカミ期) | 9〜11か月 | 歯ぐきでつぶせるかたさ | 3回 |
| 完了期(パクパク期) | 12〜18か月 | 歯ぐきで噛めるかたさ | 3回+補食 |
あくまで目安です。赤ちゃんの食べ方や発達に合わせて、ゆっくり進めて大丈夫です。母乳やミルクは、離乳食と並行して、欲しがるだけ与えます。
始めるときのコツ
- 最初は、10倍がゆをひとさじから。慣れたら、野菜、豆腐、白身魚と、種類を少しずつ増やす
- 新しい食材は、1日1種類・少量から試し、体調のよい平日の午前中に与える(何かあったときに受診しやすくするため)
- 食べない日は、無理せず切り上げる
- 赤ちゃんのペースに合わせて、口に運ぶ
気をつけたいこと
- はちみつ:乳児ボツリヌス症予防のため、1歳未満には与えない
- アレルギー:初めての食材は少量から。じんましんや嘔吐などが出たら、早めに医療機関に相談する
- 窒息・誤嚥:食事中は目を離さず、姿勢を整えて座らせる
- 味つけ:素材の味を活かし、調味料はごく少量にする
体験談:よくあるエピソード
複数のご家庭でよく聞かれる体験をもとに構成した、一例です。
離乳食を始めたころ、せっかく作ったおかゆをほとんど吐き出されて、落ち込んでいました。でも、保健師さんに「最初は、食べ物の味や感触に慣れる練習の時期」と言われて、気持ちが楽になりました。量を気にせず、大人の食事の時間に一緒に座らせることを続けていたら、1か月ほどで、自分から口を開けてくれるようになりました。
まとめ
0歳の食育は、離乳食を通して「食べる楽しさ」の土台をつくる時期です。開始の時期や量には個人差があります。周りと比べず、赤ちゃんのサインを見ながら、ゆっくり進めましょう。
参考にした情報
- 授乳や離乳について(こども家庭庁)
- 授乳・離乳の支援ガイド(厚生労働省)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。離乳食の進め方やアレルギーが心配なときは、小児科医・管理栄養士・保健師にご相談ください。
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