ごっこ遊びはいつから?年齢別の発達と、親が上手に関わるコツ
ごっこ遊びは何歳から始まる?1〜6歳の見立て遊びから、役割遊びまでの発達の流れ、ごっこ遊びで育つ力、親の関わり方、ごっこ遊びをしないときの考え方を解説します。

「うちの子は、ごっこ遊びをしない」「ごっこ遊びの相手をするのが、難しい」。ごっこ遊びは、幼児期の遊びの中でも、特に、発達に大切な役割があると言われています。この記事では、年齢ごとの発達の流れと、親の関わり方を紹介します。
ごっこ遊びとは
ごっこ遊びは、実際にはないものを、あるものとして、想像して遊ぶことです。お母さん役、お店屋さん役、動物役など、ほかの人や、ものになりきる遊びが含まれます。
年齢別の発達の流れ
1歳ごろ:見立て遊びの芽生え
- 積み木を、耳にあてて「もしもし」と、電話にする
- 空のコップで、飲むまねをする
- 人形に、食べ物を食べさせるまねをする
目の前のものを、別のものに「見立てる」遊びが、始まります。
2歳ごろ:まねっこ遊び
- 親の行動を、まねる(料理、掃除、電話など)
- 人形やぬいぐるみに、話しかける、寝かせる
- 簡単な、ストーリーのある遊び(ごはんを作って、食べる)
3歳ごろ:ごっこ遊びの広がり
- おままごと、お店屋さんごっこ、病院ごっこなど、テーマのある遊び
- 他の子と、同じ場所で遊びながら、少しずつ関わり始める
- 役割分担は、まだ曖昧で、自分のなりたい役を、優先することが多い
4〜5歳ごろ:役割とルールのある遊び
- お母さん役、赤ちゃん役、お店の人、お客さんなど、役割を分担する
- 友だちと、話し合いながら、ストーリーを作る
- 道具を、自分たちで作る(お金、メニューなど)
6歳ごろ:複雑な設定や、長い物語
- ヒーローごっこ、冒険ごっこなど、想像の世界を深める
- 遊びのルールを、自分たちで決める
- ごっこ遊びの中で、問題解決や、交渉をする
ごっこ遊びで育つ力
- 想像力・創造力(ないものを、思い描く)
- 言葉の力(会話や、台詞、場面の描写)
- 社会性(役割を引き受ける、他者の立場を理解する)
- 感情の理解(役になりきって、気持ちを考える)
- 自己調整の力(ルールを守る、順番を待つ)
- 問題解決力(遊びの展開を、一緒に考える)
親の関わり方のコツ
遊びに誘われたら、乗る
「ごはんだよ」「いらっしゃいませ」と誘われたら、役になりきって、付き合います。短時間でも、真剣に付き合うことで、子どもの満足感が高まります。
子どもの設定を、尊重する
「そうじゃなくて、こうでしょ」と、遊びの設定を、正さず、子どもが決めた設定に、合わせます。
質問や、広がりを、加える
「今日は、何を作っているの?」「お客さん、何人来るのかな?」と、ストーリーが広がるような、質問をします。
道具をそろえる
本物そっくりのおもちゃだけでなく、空き箱、布、ひも、紙など、自由に見立てられるものがあると、想像力が広がります。
親が主導しすぎない
大人が、ストーリーを進めすぎると、子どもの想像力を、妨げることがあります。見守る役、脇役に回る気持ちで、関わります。
ごっこ遊びをしないときの考え方
- 遊びの好みには、個人差がある
- 積み木や、パズル、体を動かす遊びなど、ほかの遊びで、想像力や社会性が育つことも多い
- 見立て遊びが、まったく見られない、ほかの発達の気になる点がある場合は、相談を検討する
相談の目安
- 3歳を過ぎても、見立て遊びや、まねっこ遊びが、ほとんど見られない
- ほかの子どもや、大人に、まったく関心を示さない
- 言葉の遅れや、目が合いにくいなどの、気になる点が重なる
乳幼児健診や、保健センター、小児科、地域の子育て相談窓口に、相談してみましょう。
よくある場面と声かけの例
お店屋さんごっこで、「いらっしゃいませ」と、声をかけられた場合の例です。
「こんにちは。りんごを、ください」と、お客さん役になって、返します。「いくらですか?」と、質問を加えながら、子どもの遊びを、広げていきます。
まとめ
ごっこ遊びは、1歳ごろの見立て遊びから始まり、年齢とともに、役割や、ストーリーのある遊びへと、広がります。子どもの遊びに付き合いながら、見守る姿勢で関わり、想像力や社会性を育てましょう。
参考にした情報
本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。
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