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左右・上下・前後がわからない。幼児の位置の言葉はいつ身につく?遊びでの教え方

年長なのに左右がわからない、上・下・前・後ろが混ざる。位置の言葉が身につく時期の目安、家でできる遊びと声かけ、気になるときの目安を3〜6歳向けに解説します。

約3分で読めます編集:ParentCoach 運営チーム
くまのぬいぐるみと箱で位置の言葉を遊びながら学ぶ親子

「年長なのに、右と左を言い間違える」「『上』『下』『前』『後ろ』が、まだ混ざる」。就学が近づくと、位置の言葉の理解が気になります。この記事では、いつごろ身につくのかの目安と、遊びで練習する方法を紹介します。

位置の言葉の発達

位置を表す言葉は、段階的に身につきます。一般的には、次のような順に理解が進むと言われますが、個人差が大きい領域です。

  • 上・下:2〜3歳ごろから、使い始める子が多い
  • 前・後ろ、中・外:3〜4歳ごろに、理解が進む
  • 左・右:4〜6歳ごろに、少しずつ。小学校の低学年まで、混乱することもある

左右は、「自分から見て」と、「相手から見て」で変わるため、特に難しい概念です。年長〜小学校低学年でも、間違えるのは珍しくありません。

家でできる遊びと練習

上・下・前・後ろ

  • かくれんぼ:「テーブルの下に隠れてね」「ソファの後ろに、いるよ」
  • おもちゃの置き場所:「その箱の上に、積み木を置いてね」
  • お散歩の言葉:「橋の下を通るよ」「前の人について行こう」

日常の動作に、位置の言葉を足していくだけで、自然に身につきます。

左右

  • 体で覚える:「右手を上げて」「左足でケンケンしてみよう」
  • 目印を使う:右手に、小さなシールやリボンをつけて、「シールのあるほうが、右」と、確認する
  • 歌と動き:「頭、肩、膝、ポン」のように、体の部位を使う手遊びに、左右を足す
  • 宝探しゲーム:「右に3歩、進んでね」「左に曲がって」と、道順を伝えて、宝を探す

地図や、道案内

散歩や買い物で、「次は、右に曲がるよ」と、前もって伝えておくと、日常の中で、左右を使う機会が増えます。向き合って話すと、左右が逆になるため、同じ向きに並んで、言葉を伝えるとわかりやすくなります。

教えるときのコツ

  • 間違えても、責めない:「惜しい! 反対だったね」と、正解を示すだけにする
  • 短い時間で、繰り返す:1日数分、遊びの中で
  • 体と一緒に:言葉だけでなく、動きと結びつける
  • まずは「自分の体」を基準に:向かい合う場面は、慣れてから

文字の書き方で、左右が反転する様子が気になる場合は、鏡文字の対処も参考になります。

声かけの例

左右を間違えた場面です。

「右は、どっちかな?」と聞かれて、間違えたときは、「こっちが左だよ。ペンを持つ手は、どっちだったかな?」と、手がかりを示します。「ほら、このシールのある手が右だね」と、確認しながら、一緒に覚えていきます。

就学前に、焦りすぎなくてよい理由

小学校では、入学後に、位置の言葉を、あらためて学びます。入学前にできていなくても、大きな問題にならないことが多いです。「間に合わない」と焦るより、遊びの中で楽しく触れておくことを意識してください。

相談の目安

  • 位置の言葉だけでなく、言葉の理解や、指示を聞くことに全般的な難しさがある
  • 動きがぎこちない、ボール遊びや階段が極端に苦手など、体の使い方にも気になる点がある
  • 園の先生から、集団での行動に関して、継続的に困りごとを指摘されている

小児科、就学前健診、自治体の保健センター、園の先生に、気軽に相談してください。

まとめ

位置の言葉は、遊びや生活の中で、少しずつ身につきます。左右は特に難しく、小学校の低学年まで混乱することもあります。間違いを責めず、体や動きと結びつけながら、楽しく練習していきましょう。

参考にした情報

本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。

よくある質問

Q. 靴を左右逆にはきます。左右がわからないからでしょうか。
左右の理解が定着していなくても、靴の形の違いで見分けたり、向かい合わせにしてつま先を合わせたりする方法があります。靴の内側に、合わせると絵になるシールを貼る工夫も使えます。左右の言葉の理解とは別に、手の動きの練習として取り組んでも構いません。
Q. 利き手が決まっていないと、左右を覚えにくいですか。
利き手が定まる時期には個人差があります。利き手が決まっていないことが、すぐに左右の理解の遅れを意味するわけではありません。心配なときは、園の先生や、小児科、自治体の窓口に相談してください。
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