ParentCoach
習慣化のコツ

飽きっぽい・すぐ諦める子。最後までやり抜く力を育てる関わり方

習い事も遊びも長続きしない、難しいとすぐ投げ出す。3〜6歳の飽きっぽさ・諦めやすさの背景と、やり抜く力を育てる声かけ、環境づくり、習い事を続けるかの考え方を解説します。

約4分で読めます編集:ParentCoach 運営チーム
パズルを、お父さんに見守られながら真剣に取り組む男の子

「ブロックを作り始めても、すぐ飽きる」「難しいと、『もうやらない』と投げ出す」「習い事も、続くか心配」。飽きっぽさや、諦めやすさは、保護者にとって、気になる悩みです。この記事では、背景と、やり抜く力を育てる関わり方を紹介します。

幼児期は、飽きっぽいのが普通

幼児期は、次々に興味が移るのが、自然な姿です。

  • 集中できる時間は、年齢が低いほど、短い(一般的に、年齢×1〜2分が目安と言われることがあります)
  • 新しいものへの、好奇心が強い
  • 「できた」「できない」を、うまく受け止める経験が、まだ少ない

興味が変わっていくのは、世界を広げている証拠でもあります。

諦めやすい背景

気持ちの面

  • 失敗が怖い、うまくできないことが、恥ずかしい
  • 「できない自分」が、受け入れられない
  • 以前の失敗や、叱られた経験が、影響している

難しさの面

  • 課題が、今の力に比べて、難しすぎる
  • 何から始めればいいか、分からない
  • 手助けのタイミングが、合っていない

環境の面

  • 周りに、すぐ手を出す大人がいて、自分でやり抜く経験がない
  • 一度に、多くのおもちゃや、選択肢があり、集中しにくい

やり抜く力を育てる関わり

「ちょうどよい難しさ」を用意する

簡単すぎると、飽きます。難しすぎると、諦めます。「少し頑張れば、できそう」という課題が、いちばん、やる気を引き出します。

  • パズルは、ピースの少ないものから、少しずつ増やす
  • 難しいときは、「ここまで、一緒にやろう」と、一部を手伝う

小さな「できた」を積み重ねる

大きな目標を、小さな目標に分けます。

  • 「全部片づけよう」ではなく、「まず、ブロックだけ」
  • 「1曲弾けるように」ではなく、「今日は、最初の1行」

小さな成功の積み重ねが、「やればできる」という自信になります。

結果より、過程を認める

「できたね」だけでなく、「最後まで、頑張ったね」「何回も、試したね」と、頑張りの過程を認めます。

失敗を、受け止める

「失敗しても大丈夫」という安心感があると、チャレンジしやすくなります。

  • 「うまくいかなくて、悔しかったね」と、気持ちを受け止める
  • 「どうしたら、うまくいくかな?」と、一緒に考える
  • 親自身の失敗談を話す

手を出しすぎない

つい、「貸して、やってあげる」と、手を出してしまいがちですが、見守る時間も大切です。ヒントを出す程度にとどめ、自分で解決する経験を、大切にします。

好きなことに、じっくり取り組む時間を作る

集中している子どもを、途中で遮らないようにします。「そろそろ」と、声をかけるのは、区切りがついてからにします。

習い事を、続けるかどうか

習い事を始めて、飽きたり、嫌がったりしたとき、続けるか、やめるか、悩む保護者は多いです。

続けるか、考えるポイント

  • 嫌がる理由は何か(難しい、先生や友だちとの関係、疲れ、時間帯など)
  • 一時的な壁か、本人が本当に嫌がっているのか
  • 本人の意思を、聞く

目安の考え方

  • 「少し、頑張ってみよう」と、期間を決めて、続ける(1か月、1学期など)
  • 本人が、納得して、やめる選択をするのも、ひとつの経験
  • やめた後で、別のことにチャレンジするのも、よいこと

「やめる=諦め癖がつく」とは、限りません。本人の意思や、状況を、大切にしましょう。

避けたい対応

  • 「どうしてできないの」「すぐ飽きるんだから」と、責める
  • 他の子と比べる
  • 失敗を、強く叱る
  • 親が、先回りして全部やってしまう
  • 親の期待を、押しつける

相談の目安

  • 極端に、集中が続かず、日常生活に支障がある
  • 落ち着きがなく、危険な行動が多い
  • 失敗に対して、強い拒否や、パニックを起こす
  • 他の発達の心配(言葉、こだわりなど)もある

園の先生や、保健センター、小児科で、相談できます。

よくある場面と声かけの例

パズルが難しくて、「もうやらない」と投げ出した場合の例です。

「難しくて、いやになっちゃったね」と気持ちを受け止めます。「ここまで、できたね。この角のピースだけ、一緒に探そうか」と、小さな目標に分けて、一緒に取り組みます。

まとめ

飽きっぽさや、諦めやすさは、幼児期には自然な姿です。ちょうどよい難しさの課題を用意し、小さな「できた」と、過程を認めることで、やり抜く力は、少しずつ育っていきます。

参考にした情報

本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。

#3歳#4歳#5歳#6歳#非認知能力#自己肯定感#習い事#やり抜く力

ParentCoachなら、読んだ内容を今日の親子遊びにすぐ移せます。

  • お子さまの月齢に合わせた、今日のおすすめアクティビティ
  • やった記録で、できるようになったことが見える
  • パートナーとお子さまの記録を共有できる
アプリをはじめる

関連記事