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ハイハイしない・ずりばいだけ・飛ばして立つ。赤ちゃんの移動の発達と相談の目安

ハイハイをしない、ずりばいばかり、お尻で移動する。赤ちゃんの移動のタイプ、ハイハイを飛ばしても大丈夫なケース、相談を考える目安を解説します。

ParentCoach 運営チーム約3分で読めます

「ハイハイをしないで、つかまり立ちを始めた」「お尻で進んでいる。これは大丈夫?」。赤ちゃんの移動の方法は、実はさまざまです。この記事では、ハイハイにまつわる発達の考え方と、相談の目安を紹介します。

移動の方法は、一つではない

赤ちゃんの移動には、いろいろなスタイルがあります。

  • ずりばい(おなかを床につけて進む)
  • 四つばい(ハイハイ。手と膝をつく)
  • 高ばい(手と足を床について、お尻を上げて進む)
  • お座りのまま、お尻で進む(シャフリング)
  • 寝返りで、ごろごろ転がって移動する
  • ハイハイをせずに、つかまり立ちから伝い歩きを始める

どれも、赤ちゃんなりの移動手段として、見られる動きです。

ハイハイを飛ばしても、心配ないことが多い

ハイハイをしないまま、つかまり立ち、歩行へ進む赤ちゃんは、一定数います。その後の発達に、大きな影響がないことも多いと考えられています。

ただし、ハイハイには次のようなメリットがあります。

  • 腕、肩、体幹、足の筋力が育つ
  • 左右の協調する動きが身につく
  • 距離感や、空間の認知が育つ

もしハイハイをしない場合は、他の遊びで体を動かす機会を増やすと安心です。

ハイハイを促す遊び

無理にさせる必要はありませんが、体を動かす機会を増やす工夫は役立ちます。

  • うつぶせで遊ぶ時間を作る(起きている時間、大人が見守りながら)
  • 少し離れた場所に、おもちゃを置いて、手を伸ばしたくなる環境を作る
  • クッションやバスタオルを丸めて、胸の下に入れて、体を起こす遊びをする
  • 親も、赤ちゃんと同じ目線で、床に寝転んで遊ぶ
  • 滑りにくい床で、動ける広さを確保する(フローリングは、靴下だと滑ることがある)

安全に動ける環境づくり

  • 床に落ちている小さな物(ボタン電池、硬貨、ビーズなど)は、すべて片づける
  • 階段、キッチン、玄関には、ベビーゲートをつける
  • 電源コードやコンセントを、カバーなどで保護する
  • 家具の角に、クッション材をつける

相談を考える目安

次のような様子があるときは、乳幼児健診や小児科で相談してみましょう。

  • 生後9〜10か月を過ぎても、おすわりができない
  • 左右で、手足の動きに大きな差がある(片方の手足をほとんど使わない)
  • 体がとても硬い、または、ぐにゃぐにゃしすぎている
  • 抱っこしたときに、そり返りが強い
  • 目が合わない、名前を呼んでも反応が少ない
  • 1歳を過ぎても、移動する様子がほとんどない

単独の症状だけでなく、全体の発達の様子を見て判断することが大切です。

比べすぎないために

SNSや、育児書で見る「一般的な発達の順番」は、あくまで平均的な目安です。同じ月齢でも、できることは赤ちゃんによって違い、あとから追いつくことも多くあります。

  • 「できる・できない」ではなく、「昨日より少し動きが増えた」を見る
  • 発達に不安があるときは、母子健康手帳の発達の目安を確認する

よくある場面と声かけの例

お座りのまま、お尻でぴょんぴょんと進んでいる場合の例です。

「お尻で進めるね。おもしろい動きだね」と、その子なりの工夫を認めます。おもちゃを少し離れた場所に置いて、「取りに行ってみようか」と声をかけ、体を動かす機会を作ります。

まとめ

ハイハイをしない赤ちゃんもいて、ほとんどの場合、心配はいりません。体を動かす機会を増やしながら、安全な環境で見守りましょう。気になる点があるときは、乳幼児健診や小児科で、遠慮なく相談してください。

参考にした情報

  • 母子健康手帳(厚生労働省)の発達の目安
  • 乳幼児健康診査に関する資料(厚生労働省・こども家庭庁)

本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断に代わるものではありません。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。

#0歳#1歳#運動発達#ハイハイ#ずりばい

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