お風呂を嫌がる・髪を洗うのを嫌がる幼児への対応。泣かずに入れる工夫と安全の注意点
お風呂に入りたがらない、シャンプーで大泣きする、顔に水がかかるのを嫌がる。1〜4歳の理由と、楽しく入る工夫、洗髪を嫌がるときのコツ、お風呂での安全対策を解説します。

「お風呂と聞くと、逃げ回る」「髪を洗うと、大泣きする」「顔に水がかかるのを、極端に嫌がる」。毎晩のお風呂が、親子の戦いになってしまうと、とても疲れます。この記事では、お風呂や洗髪を嫌がる理由と、楽しく入るための工夫を紹介します。
お風呂を嫌がる理由
- 遊びを中断されるのが、いやだ
- 服を脱ぐ、着るのが、面倒(寒い、裸になるのが落ち着かない)
- 水や、お湯が、怖い
- 顔にお湯や、シャンプーがかかるのが、不快、怖い
- 以前に、お湯が熱かった、目にシャンプーが入った経験がある
- イヤイヤ期で、何でも「いや」と言いたい時期
- 眠くて、機嫌が悪い時間帯
お風呂に入る前の工夫
見通しを伝える
「あと5分で、お風呂だよ」「このお歌が終わったら、お風呂にいこう」と、予告します。急に切り上げさせると、反発しやすくなります。
時間帯を見直す
眠い時間帯や、おなかがすいている時間帯は、避けます。お風呂を、夕食前に入れる家庭も多くあります。
楽しみを作る
- お風呂用のおもちゃ(水鉄砲、じょうろ、カップ)を用意する
- お風呂で、お歌や、ごっこ遊びをする
- お気に入りのタオルや、入浴剤(子ども用)を選ばせる

脱衣所を暖かくする
冬場は、脱衣所や、浴室を温めておくと、寒さで嫌がることが減ります。
洗髪を嫌がるときの工夫
顔にお湯がかかる不安をやわらげる
- 「上を向いて」と、天井を見るように促す
- 洗面器やシャワーを、頭の後ろからかけ、顔に流れないようにする
- 洗い流す前に、「お湯、かけるよ。1、2、3」と、声をかける
- シャンプーハットを使う
- タオルを、顔にかけて、流す

目に入らない工夫
- 泡が、目に入りにくい、低刺激のシャンプーを選ぶ
- 目をつぶる練習を、遊びで行う(「じゃんけんぽん」でぎゅっと目を閉じるなど)
- 洗う量は、少なめにする
洗髪の頻度を、見直す
毎日、しっかり洗わなくても、汗や汚れを流すだけでも、十分な日があります。嫌がる日は、お湯で流すだけでもよいことにして、気持ちに余裕を持ちましょう。
親と一緒に入る
親が、髪を洗う姿を見せる、ぬいぐるみや人形の髪を洗う「ごっこ遊び」を一緒にするのも、効果があります。

避けたい対応
- 無理に押さえつけて、洗う
- 「お風呂に入らないなら、遊ばせないよ」と、脅す
- 大声で叱る
嫌な記憶が残ると、さらに嫌いになってしまいます。
お風呂での安全対策
幼児のお風呂では、事故にも注意が必要です。
- 浴槽に、水(お湯)をためたままにしない(残し湯は、使い終わったら抜く)
- 子どもから、目を離さない。呼び鈴や、電話が鳴っても、一緒に連れて出る
- 子どもだけで、浴室に入らないよう、浴室のドアに、鍵をかける
- お湯の温度は、40度前後を目安に、熱くなりすぎない設定にする
- 床が滑りやすいため、バスマットや、滑り止めを活用する
浴槽での溺水事故は、水の量が、わずかでも、起こる可能性があります。わずかな時間でも、目を離さないことが、大切です。
シャワーだけで済ませてもよいか
湯船につからず、シャワーで済ませる日があっても、問題ありません。嫌がる日や、親の疲れがひどい日は、体を拭くだけでも、清潔を保てます。毎日完璧に入れる必要はありません。
相談の目安
- 水や、お風呂に対する恐怖が、極端に強く、長期間続いている
- 皮膚の異常(かぶれ、強いかゆみなど)がある
- 感覚の過敏さ(音、肌触り、においなど)が、他の場面でも強く見られる
小児科や、保健センター、園の先生に、相談してみましょう。
よくある場面と声かけの例
髪を洗うと、泣いてしまう場合の例です。
「お湯が、顔にかかるのが、いやだったんだね」と気持ちを受け止めます。「今日は、上を向いて、天井を見ていてね。ママが、後ろから流すよ。1、2、3」と、見通しを伝えて流します。
まとめ
お風呂や洗髪の嫌がりは、不安や、不快さからくることが多いです。予告や、楽しみ、顔に水がかからない工夫で、少しずつ慣れていきます。毎日完璧を目指さず、安全を最優先に、無理のない形で続けましょう。
参考にした情報
- 子どもの安全(こども家庭庁)
- 保育所保育指針(厚生労働省)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。
ParentCoachなら、読んだ内容を今日の親子遊びにすぐ移せます。
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