5歳の運動発達:スキップ・縄跳び・自転車と、運動が苦手な子への関わり方
5歳はスキップ、縄跳び、自転車など、複雑な動きができる時期。運動発達の目安、おすすめの遊び、自転車に乗る練習のポイント、運動が苦手な子への関わり方と体験談を解説します。

「スキップができない」「自転車、いつから乗れる?」。5歳(年長)は、体の動きの協調性が高まり、複雑な運動に挑戦できる時期です。この記事では、5歳の運動発達の目安と、おすすめの遊び、自転車の練習のポイント、運動が苦手な子への関わり方を紹介します。
5歳の運動発達の目安
あくまで目安で、個人差があります。
- スキップができる子が増える(左右の足を交互に使い、リズムをとる動き)
- 前跳びなど、縄跳びに挑戦できる子が出てくる
- ボールを、まっすぐ投げたり、捕ったりできる
- 補助輪なしの自転車に乗れる子もいる
- 鉄棒で、前回りなどに挑戦できる
- 15〜20秒ほど、片足立ちができる子が多い
5歳におすすめの遊び
- 縄跳び:最初は「縄を回さずに、ジャンプだけ」「縄をまたぐ」など、段階を踏む
- ボール遊び:キャッチボール、ドッジボール、サッカーなど
- 鬼ごっこ・ルール遊び:走る、止まる、避けるなど、複数の動きが組み合わさる
- 鉄棒・登り棒・ジャングルジム:体を支える力、体を引きつける力を育てる
- 散歩・ハイキング:自分の足で、長く歩く経験を積む
自転車に乗る練習のポイント
補助輪なしの自転車は、5〜6歳ごろに乗れるようになる子が多いとされています。
- バランス感覚を育てるため、まずはペダルのないバランスバイクで練習する方法もある
- ヘルメットを必ず着用する(道路交通法でも、子どもへの着用が努力義務とされている)
- 公園など、車が来ない安全な場所で練習する
- サドルの高さは、両足の裏が地面にしっかりつく高さに合わせる
- 大人が後ろを支えるのではなく、横について、声かけをする
道路に出る場合は、必ず大人が付き添い、交通ルール(止まる、左右確認など)を、繰り返し伝えましょう。
運動が苦手な子への関わり方
- 「できた・できない」ではなく、「やってみたこと」を認める
- 友だちと比べる声かけは避ける
- 苦手な動きは、遊びの中に少しだけ混ぜる
- 一緒に取り組んで、「楽しい」を共有する
- 運動の「得意・不得意」は、個人差が大きいと理解しておく
運動が得意でも苦手でも、毎日体を動かす習慣があることが、まず大切です。
体験談:よくあるエピソード
複数のご家庭でよく聞かれる体験をもとに構成した、一例です。
5歳の誕生日に自転車を買いましたが、最初は怖がって、またがるのも嫌がりました。そこで、補助輪をはずしたバランスバイクとして、ペダルなしで公園を走らせるところから始めました。1か月ほどで足を浮かせて進めるようになり、そこからペダルをつけると、数日で乗れるようになりました。「怖い」を飛ばさず、段階を踏んだのがよかったと思います。
こんなときは、相談を
- スキップや縄跳びなどの動きが、極端にぎこちなく、練習してもまったく進まない
- 転倒が多く、よくけがをする
- 運動に、極端な疲れやすさや、意欲のなさがある
- 手足を協調して動かすことが、極端に苦手に見える
かかりつけの小児科、園の先生、就学前の相談窓口などで、気になることを相談しましょう。
まとめ
5歳は、スキップ・縄跳び・自転車など、できることが大きく広がる時期です。できる・できないに一喜一憂せず、楽しく体を動かす経験を積み重ねましょう。
参考にした情報
- 幼児期運動指針(文部科学省)
- 自転車用ヘルメットの着用について(警察庁)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。発達について心配なことがあれば、小児科や園にご相談ください。
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