2歳の運動発達:走る・跳ぶ・登るが増える時期の遊びと外遊びの目安
2歳は走る、跳ぶ、階段を上るなど動きが広がる時期。運動発達の目安、家庭や公園でできる遊び、1日の身体活動量の目安、安全面のポイントと体験談を紹介します。

「じっとしていない」「どこでも登ろうとする」。2歳は、体を動かすことが楽しくて仕方がない時期です。この記事では、2歳の運動発達の目安と、家庭や公園でできる遊び、外遊びの目安、安全面のポイントを紹介します。
2歳の運動発達の目安
あくまで目安で、個人差があります。
- しっかり走れるようになる(最初はぎこちなく、だんだんスムーズに)
- 低い段差から、両足でジャンプして降りようとする
- 手すりにつかまって、階段を1段ずつ上り下りする
- ボールを投げる、蹴るなどの動きができる
- しゃがんで遊び、すっと立ち上がれる
- 三輪車や、ペダルのない乗り物にまたがって遊ぶ子もいる
2歳におすすめの遊び
全身を使う遊び
- 追いかけっこ、「よーいどん」の短い競走
- 公園の低い滑り台、ゆるやかな坂道の上り下り
- クッションや布団の山を登って降りる
- 音楽に合わせて、踊る・体を揺らす
道具を使う遊び
- ボール投げ、ボールを蹴ってゴールに入れる
- ペダルなしのバランスバイク(ストライダーなど)
- 砂場遊び(すくう、運ぶ、積む)
- 三輪車(足で蹴って進むところから)
身体活動の目安
WHO(世界保健機関)のガイドラインでは、1〜2歳の子どもに対して、さまざまな強度の身体活動を、1日に合計180分以上行うことが勧められています。これには、立って歩く、遊ぶなど、日常生活の中での動きも含まれます。
日本の文部科学省の「幼児期運動指針」でも、毎日、合計60分以上、楽しく体を動かすことが望ましいとされています。数字にこだわりすぎず、「毎日たっぷり体を動かせているか」を目安にしましょう。
安全面のポイント
- 公園では、遊具の年齢対象を確認し、必ず大人がそばで見守る
- 高いところに登る遊びは、手が届く距離で見守る
- 道路や駐車場では、手をつなぐか、抱っこをする
- 靴は、足に合った、動きやすいものを選ぶ
- 夏場は、水分補給と、帽子などの暑さ対策を忘れない
体験談:よくあるエピソード
複数のご家庭でよく聞かれる体験をもとに構成した、一例です。
2歳になってから、とにかく走り回るようになり、家の中でも落ち着かず困っていました。そこで、毎日30分でも公園に行くようにしたところ、夜ぐっすり眠るようになり、家の中でのやんちゃも少し減りました。「体を動かす時間を、外でたっぷりつくる」ことが、親子ともに楽になるコツでした。
こんなときは、相談を
- 2歳を過ぎても、ひとりで歩けない
- 走るときに、左右の足の動きが極端に違う
- 転びやすさが、極端に目立つ
- 階段や段差を、極端に怖がり、まったく挑戦しようとしない
かかりつけの小児科や、地域の健診で相談しましょう。
まとめ
2歳は、走る・跳ぶ・登るなど、全身を使った動きが一気に増える時期です。安全を確保しながら、「やってみたい」を応援して、毎日たっぷり体を動かす時間をつくりましょう。
参考にした情報
- 幼児期運動指針(文部科学省)
- Guidelines on physical activity, sedentary behaviour and sleep for children under 5 years of age(WHO)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。発達について心配なことがあれば、小児科や乳幼児健診でご相談ください。
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