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1歳の探究心:触る・なめる・落とす、「なんだろう?」を安全に満たす

1歳は、手で触れて確かめる探索のスタート。ものを落とす・出し入れする行動の意味、安全な探索環境のつくり方、自然や身近なものに親しむ遊びと注意点を紹介します。

ParentCoach 運営チーム約2分で読めます

ものを落とす、引き出しを開ける、何でも口に入れる。1歳の「困った行動」は、探究心の芽です。この記事では、1歳の探索を安全に満たす関わり方を紹介します。

1歳の探索の様子

個人差があり、あくまで目安です。

  • 手で触る、なめる、振る、落とすなどで、ものの性質を確かめる
  • 引き出しや箱の、開け閉め・出し入れを繰り返す
  • 音の出るものに興味を示す
  • 歩けるようになると、行動範囲が広がり、気になるものへ向かう
  • 親の顔を見ながら、「これ何?」と確認する

探究心を育てる関わり

安全な環境で、触らせる

  • 子どもの目線で、**危険なもの(小さなもの、薬、刃物、電池)**を手の届かない所に片付ける
  • 「ダメ」を減らし、触っていいものを用意する
  • 台所用品(鍋・ボウル・木べら)は、安全な探索おもちゃ

「落とす」「出す」を楽しむ

ものを落とす行動は、重力や音の確認です。安全なもの(布のボール、紙コップ)を落として遊びます。

感覚を使う遊び

  • 水遊び:洗面器やお風呂で、水をすくう・こぼす
  • 砂・土・葉っぱ:触る、においをかぐ(誤飲に注意)
  • 布・紙・スポンジなど、触り心地の違うもの

共有と言葉添え

見つけたものに、「葉っぱだね」「冷たいね」と名前と感覚を言葉にして返すと、語彙と興味が広がります。

散歩

同じ道でも、「アリさんいたね」「風が気持ちいいね」と、立ち止まって一緒に見ます。

安全面の注意

  • 小さなもの(3.9cm以下)は、誤飲の危険があるため、手の届かないところへ
  • 水遊びは、絶対に目を離さない
  • 土・砂遊びのあとは、手を洗う
  • 触っていけないもの(コンセント、熱いもの)は、物理的に守る環境をつくる

体験談:よくあるエピソード

複数のご家庭でよく聞かれる体験をもとに構成した、一例です。

引き出しを開けては中身を全部出すので、叱ってばかりでした。「ここはあなたの引き出し」と、キッチンの低い引き出しに、安全な鍋やタッパーを入れて開放したところ、満足そうに遊び、他の場所への探索が減りました。

相談の目安

  • 音や光に、極端に反応がない
  • 周りのものに全く興味を示さない
  • 目が合わない、呼びかけに反応が乏しい

気になる場合は、乳幼児健診、小児科、自治体の保健センターに相談してください。

まとめ

1歳の探究心は、安全な環境・触れる経験・言葉添えで育ちます。「困った行動」を禁止するより、触っていいものを用意しましょう。

参考にした情報

  • 乳幼児の探索行動・認知発達に関する研究(国内外の学術研究のレビュー)
  • 乳幼児の不慮の事故(誤飲など)に関する、消費者庁・こども家庭庁等の注意喚起

本記事は一般的な情報提供を目的としています。発達について心配なことがあれば、小児科や、自治体の相談窓口にご相談ください。

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