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1歳の創造性と表現力:たたく・なぐり描き・まねっこが「表現」のはじまり
1歳は、音を出す、なぐり描き、まねっこで、自分なりの表現を始める時期。安全なお絵かき、音遊び、見立て遊びの入り口、声かけのコツと誤飲対策を紹介します。
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鍋をたたいて大喜び、床にクレヨンでぐるぐる。1歳の「いたずら」に見える行動は、実は、創造性や表現の芽生えです。この記事では、1歳の表現の目安と、家庭での関わり方を紹介します。
1歳の表現の目安
あくまで目安で、個人差があります。
- 「ワンワン」「ブーブー」など、1語が出始める
- 指さしで、「あれ」「見て」を伝える
- 大人の動作(電話、コップで飲む、ほうきで掃く)をまねする
- ものをたたく、振る、落とすなどして、音や結果を試す
- 紙にクレヨンで、点や線を描く(なぐり描き)
- 音楽に合わせて、体を揺らす
表現を広げる遊び
なぐり描き・感触遊び
- 大きな紙を床やテーブルに広げ、太めのクレヨンで自由に描かせる
- 描いたものを「ぐるぐるだね」「赤いね」と、見たとおりに言葉にする
- 小麦粉粘土、水遊び、新聞紙をちぎる遊びなど、感触を楽しむ(口に入れても安全な素材を選ぶ)
上手に描けているかではなく、手を動かして跡が残ることが、おもしろい時期です。
音遊び・リズム遊び
- 鍋とおたま、空き箱の太鼓、マラカスなどを、一緒にたたく
- 手遊び歌や、童謡を歌って、体を動かす
- 「トントン」「シャカシャカ」など、音のまねっこをする
まねっこ・ごっこの入り口
- 人形やぬいぐるみに、ごはんを食べさせるしぐさ
- 電話のまね、お料理のまね
- 「あ、ワンワン!」と、絵本の動物の声を一緒に出す
声かけのコツ
- 「上手!」だけでなく、したことを言葉にする(「たたいたら、音がしたね」)
- 描いたものを「何?」と聞きすぎない(まだ意味を持たないことが多い)
- 何度も同じ遊びをしても、止めない
- 散らかることを、あらかじめ許容できる環境(レジャーシート、汚れてよい服)にしておく
安全面の注意
- クレヨン、絵の具、粘土は、対象年齢と安全表示を確認する。口に入れる時期なので、必ず大人がそばにつく
- 小さなパーツのおもちゃ、ボタン、電池は、手の届かない所に置く
- 水遊びは、少量でも目を離さない
- 紙・ビニール袋は、口や顔にかぶらないよう気をつける
体験談:よくあるエピソード
複数のご家庭でよく聞かれる体験をもとに構成した、一例です。
壁に落書きされるのが心配で、お絵かきを避けていました。ある日、大きな模造紙を床に敷いて太いクレヨンを渡すと、夢中で何十分も描いていました。「ぐるぐるだね」と声をかけると、うれしそうに笑って。それから、週末は「お絵かきの日」になりました。
こんなときは、健診や小児科で相談を
- 1歳半を過ぎても、指さしがほとんどない
- 呼びかけに、あまり反応しない
- まねっこに、まったく興味を示さない
まとめ
1歳の創造性と表現力は、音を出し、描き、まねをする中で育ちます。上手さを求めず、「やってみた」を言葉にして認め、安全な環境で自由に試せる時間をつくりましょう。
参考にした情報
- 乳幼児の表現・コミュニケーション発達に関する研究(国内外の学術研究のレビュー)
- 保育所保育指針(表現に関するねらい及び内容)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。発達について心配なことがあれば、乳幼児健診や小児科でご相談ください。
#1歳#創造性#表現力#なぐり描き#まねっこ
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