幼児のお金の教育はいつから?お買い物ごっこ・おこづかいの始め方
お金の価値を教えたい、おこづかいはいつから?5〜6歳の金銭感覚の育ち方、お買い物体験、おこづかいの始め方、「買って」と言われたときの対応を解説します。

「おこづかいは、いつから?」「お店で、『買って』とねだられて困る」。お金のことは、いつか教えなければと思いながら、何から始めてよいか迷いやすいテーマです。この記事では、幼児期のお金の教え方を紹介します。
幼児期の、金銭感覚の育ち方
お金の理解は、少しずつ、段階的に育ちます。
- 2〜3歳ごろ:お金を、「お店で使うもの」と、なんとなく理解する
- 4〜5歳ごろ:お金で、物と交換できることが分かる。数や、硬貨の違いに、興味が出る
- 5〜6歳ごろ:「高い」「安い」が分かる。簡単な計算ができるようになる
はっきりとした金銭感覚が身につくのは、小学校に入ってからです。幼児期は、お金を使う体験を通して、「お金には、価値がある」「欲しいものは、お金を払って手に入れる」ということを、楽しく知る時期です。
家庭でできる、お金の学び
お買い物ごっこ
おもちゃのお金や、段ボールで作ったお店で、お店屋さんごっこをします。
- 「いらっしゃいませ」「ください」「ありがとう」の、やりとりを体験する
- 「100円です」「お釣りは、これです」と、数を使う
- 子どもが、お客さん役、お店の人役を、両方経験する
本物の、お買い物体験
スーパーやお店で、実際に、お金を払う経験をします。
- 少額を持たせて、「これを、買ってきてね」と、お願いする
- 親が、そばで見守りながら、レジで、お金を渡し、お釣りをもらう体験をさせる
- 「これは、いくらかな?」と、値段を見る習慣をつける
お金は、働いた対価と伝える
「お父さんやお母さんは、お仕事をして、お金をもらっているよ」と、お金が、どこから来るのかを、やさしく伝えます。
お金に関する絵本を読む
お金や、お店、働くことに関する絵本が、たくさんあります。楽しみながら、イメージを広げましょう。
「買って」と言われたとき
事前にルールを決める
お店に行く前に、「今日は、これだけ買うよ」「おもちゃは、買わないよ」と、ルールを決めておきます。
理由を、伝える
「お金は、限りがあるから、全部は買えないんだよ」「今日は、お菓子ではなく、ごはんの材料を買う日だよ」と、理由を、分かりやすく伝えます。
選ぶ体験を作る
「1つだけ、選んでいいよ」と、選択肢を与えます。限られた中から、選ぶ経験は、お金の使い方の基本になります。
泣いても、一貫した対応をする
泣き叫んだら買う、という対応を繰り返すと、「泣けば、買ってもらえる」と学習してしまいます。気持ちは受け止めつつ、決めたルールは守りましょう。
おこづかいは、いつから?
おこづかいを始める時期に、決まりはありません。一般的には、小学校に入ってから始める家庭が多いと言われています。
始めるときの目安
- 数や、お金の種類が、ある程度理解できる
- 「欲しいものを、お金で買う」仕組みが分かる
- 限られたお金の中で、選ぶ経験が、できそう
幼児期に始める場合のポイント
- 少額から始める(家庭の方針で、金額を決める)
- 使い道は、本人に任せる(失敗も、学びになります)
- 「お手伝いの対価」ではなく、「お金を使う練習」と位置づける家庭もあります
- 使う、貯める、といった、選択肢があることを伝える
おこづかいの金額や、渡し方は、家庭によってさまざまです。家庭の方針に合わせて、無理なく始めましょう。
避けたい対応
- お金を、しつけの手段(ご褒美、罰)として、使いすぎる
- 「うちは、お金がない」と、不安をあおる言い方をする
- お金のことを、タブーにする
- 子どもが買ったものに、否定的な言葉を向ける
今から始める、小さな習慣
- 毎日の買い物で、「これは、いくらだったかな」と、話題にする
- 貯金箱を用意して、「貯める」楽しさを体験する
- 「ありがとう」の気持ちを、お金以外でも、表現できることを伝える
よくある場面と声かけの例
お店で、「これ買って」と言って、泣き出した場合の例です。
「これが、欲しかったんだね」と気持ちを受け止めます。「今日は、これは、買わないよ。お母さんが決めた約束だったよね。次のお誕生日に、考えようね」と、理由と見通しを伝えます。
まとめ
幼児期のお金の学びは、お買い物ごっこや、お店での体験から、楽しく始められます。「お金には価値がある」「選んで使う」ことを、体験を通して学んでいきましょう。
参考にした情報
本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。
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