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牛乳を飲まない幼児のカルシウム不足は大丈夫?牛乳以外でカルシウムをとる食べ方

牛乳を嫌がる、飲んでくれない。幼児に必要なカルシウムの考え方、牛乳以外の食品でとる工夫、牛乳の飲ませ方のコツ、アレルギーや乳糖不耐症のときの注意点を解説します。

約4分で読めます編集:ParentCoach 運営チーム
ハイチェアに座り、大人から差し出された牛乳のコップを見つめる幼児

「牛乳を、全然飲んでくれない」「カルシウム不足で、背が伸びないのでは?」。牛乳は、幼児にとって定番の食品のひとつですが、飲まない子は少なくありません。この記事では、牛乳以外でカルシウムをとる工夫と、牛乳の飲ませ方のコツを紹介します。

牛乳は、必須ではない

牛乳は、カルシウムを効率よくとれる食品ですが、牛乳を飲まないと育たない、ということはありません。カルシウムは、ほかの食品からも、とることができます。

大切なのは、毎日の食事全体で、必要な栄養をバランスよくとることです。

牛乳を飲む時期と量の目安

  • 牛乳は、1歳ごろから、飲み物として与えることができます(1歳未満は、飲み物としては、与えない)
  • 飲む量は、食事や、ほかの飲み物とのバランスで、考える
  • 飲ませすぎると、おなかが膨れて、食事が食べられなくなったり、鉄分の不足につながったりすることがある

幼児期の摂取量は、1日あたり、おおむねコップ1〜2杯(200〜400ml程度)までを、目安とする家庭が多いようです。個別の判断は、かかりつけ医や、栄養士に相談してください。

牛乳以外で、カルシウムをとる食品

乳製品

  • ヨーグルト、チーズ(プロセスチーズ、粉チーズなど)
  • スキムミルクを、料理に使う(シチュー、ホットケーキなど)

小魚・魚

  • しらす干し、ちりめんじゃこ
  • 骨ごと食べられる、小魚(煮干し、骨まで柔らかい缶詰など)
  • 干しエビ(細かく刻んで)

大豆製品

  • 豆腐、厚揚げ、納豆
  • きな粉、豆乳(種類に注意)

緑黄色野菜・海藻

  • 小松菜、チンゲン菜、ブロッコリー
  • ひじき、わかめ、のり

そのほか

  • ごま(すりごま)
  • 切り干し大根

食材ごとの、カルシウムの含有量や、吸収率には差があります。いろいろな食品を、組み合わせて、毎日少しずつとることが、現実的です。

牛乳を飲ませるコツ

味の工夫

  • ココアや、きな粉を、少量混ぜる
  • 温めて、飲ませる(冷たいと、苦手な子もいます)
  • バナナや、いちごと一緒に、ミキサーにかける

甘くしすぎると、虫歯のリスクや、甘い味への慣れにつながります。少量にとどめましょう。

料理に使う

  • シチューや、グラタン、クリームスープ
  • ホットケーキ、パンケーキ
  • 茶わん蒸し、プリン
  • ミルク粥

飲み物としては苦手でも、料理に使うと、食べられる子は多いです。

ほかの形で、とる

ヨーグルトや、チーズなど、牛乳以外の乳製品を、おやつや、食事に取り入れます。

飲まないことを、気にしすぎない

食べる量や、飲む量は、日によって波があります。数日〜1週間ほどの単位で、バランスを見て、判断しましょう。

  • 「飲みなさい」と、無理強いしない
  • 食事中や、食前に、大量に飲ませない
  • 飲まない日があっても、責めない

牛乳アレルギー・乳糖不耐症のとき

牛乳アレルギー

牛乳を飲んで、じんましん、嘔吐、呼吸の苦しさなどの症状が出る場合は、アレルギーの可能性があります。自己判断せず、医師の診断を受けましょう。診断された場合は、医師の指導のもと、代替の食品でカルシウムを補います。

乳糖不耐症

牛乳を飲むと、おなかがゴロゴロする、下痢をする場合は、乳糖不耐症の可能性があります。少量から試す、ヨーグルトやチーズなど、乳糖が少ない食品を試すなど、医師に相談しながら、調整します。

豆乳や、他の飲み物で代用できるか

  • 無調整豆乳は、カルシウムが、牛乳ほど多く含まれていない場合があります。調整豆乳や、カルシウム強化の製品などもありますが、成分は商品によって異なります
  • 乳児用ミルクや、幼児用のミルク(フォローアップミルクなど)の活用は、栄養士や、医師と相談
  • ジュースや、甘い飲み物で、代用しない

商品の成分表示を、確認しましょう。

相談の目安

  • 偏食が強く、食べられる食品が、ごく限られている
  • 体重や、身長の伸びが、気になる
  • 牛乳や、乳製品を食べると、症状が出る
  • 骨折を繰り返す、足がO脚・X脚など、気になる症状がある

かかりつけの小児科や、乳幼児健診、保健センターの栄養相談などで、相談しましょう。

よくある場面と声かけの例

牛乳を出すと、「いらない」と、拒否する場合の例です。

「牛乳は、いやなんだね」と受け止めます。「じゃあ、今日は、ヨーグルトにしようか。しらすも、のせようね」と、ほかの食品で、補う提案をします。

まとめ

牛乳を飲まなくても、ほかの食品で、カルシウムはとれます。無理強いせず、料理に使ったり、小魚や、大豆製品、緑黄色野菜と組み合わせたりして、毎日の食事全体で、バランスを整えましょう。

参考にした情報

本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。

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