5歳のスイミング:腕の動きと呼吸、クロールの基本に挑戦する時期の関わり方
5歳は、安定して浮き、腕の動きと呼吸を組み合わせてクロールの基本を練習できる時期。ステップの目安、呼吸のコツ、泳げなくて悩むときの関わり方、水の安全を紹介します。
「クロールで泳いでみたい!」。5歳は、安定して浮き、腕と呼吸を組み合わせることに挑戦できる時期です。この記事では、5歳のスイミングの目安と、関わり方を紹介します。
5歳の水泳の様子
個人差があり、あくまで目安です。
- 浮き具なしで、うつ伏せ・仰向けで数秒浮ける子が増える
- バタ足で、少し進める
- 腕を回す動きを、まねしてできる
- 呼吸のタイミングを意識できる子もいる
- 「できる・できない」の差を、気にし始める
ステップごとの目安
安定して浮く
- うつ伏せ・仰向けで、力を抜いて浮く
- 補助なしで、数秒〜十数秒
バタ足
- ひざを曲げすぎず、足首の力を抜いて蹴る
- 壁につかまって、足だけで練習する
- 浮き具なしで、少し進む
腕の動き(クロール)
- プールサイドや立った状態で、腕の回し方を練習する
- 「ぐるーん、ぐるーん」と、声をかけながら
- 前に進めるようになったら、腕の動きとバタ足を合わせる
呼吸
- 立った状態で、顔を水につけて、ぶくぶく→横を向いてパッと息を吸う練習
- 息つぎは、タイミングが難しいので、焦らず
- 泳ぎながらの呼吸は、少しずつ距離を伸ばす
伸び悩んだとき
- 水が怖くなる、他の子と比べて落ち込むことがある
- 先生に、進み具合・課題を聞く
- 練習内容を、楽しい遊び(宝探し、ジャンプ)に変えてもらう
- 一時的に休む、ゆっくり進めることも選択肢
家庭での関わり
- レッスン後、「今日どうだった?」と気持ちを聞く
- できたことを、具体的にほめる(「息つぎ、上手になったね」)
- お風呂でも、顔つけ・息止め・バブリングを楽しむ
- 水着・ゴーグルを、自分で準備する習慣
体調管理
- 前後の水分補給・休息
- 疲れ・体調不良の日は、休む
- 耳・目・皮膚のトラブルは、早めに受診
- 感染症のときは、医師の指示に従う
安全の約束
- 大人が必ず見守る。「泳げる」ようになっても、子どもだけで水に入らない
- 川・海では、ライフジャケットを着用し、水深・流れのある場所は避ける
- 水を飲んだ・むせたときは、体調変化に注意
- 泳げるようになっても、流れのある場所・深い場所では危険
体験談:よくあるエピソード
複数のご家庭でよく聞かれる体験をもとに構成した、一例です。
息つぎがうまくいかず、「もうやだ」と泣いたことがありました。先生と相談し、立って顔を横に向ける練習を、お風呂でも一緒にやりました。1か月後、息つぎができた日は、帰り道ずっと「できた!」と話していました。
相談の目安
- 水に入ると、強い不安・拒否が続く
- 中耳炎、喘息、心臓などの持病がある
- 水泳後の体調不良が、繰り返し起こる
参加の可否や体調面は、かかりつけの小児科で相談してください。
まとめ
5歳のスイミングは、浮く→バタ足→腕→呼吸を、本人のペースで進めます。できる・できないより、水が好きという気持ちと安全を大切にしましょう。
参考にした情報
- 幼児期の水泳指導に関する資料(スイミング指導の一般的な考え方)
- 乳幼児の水の事故防止に関する、消費者庁・こども家庭庁等の注意喚起
本記事は一般的な情報提供を目的としています。体調や発達について心配なことがあれば、小児科や、自治体の相談窓口にご相談ください。
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