5歳の食育:朝ごはん習慣・よく噛む・給食に向けた食事の準備
5歳(年長)は、小学校の給食に向けて食事の習慣を整える時期。朝ごはんの大切さ、よく噛む習慣、食べるスピード、配膳やあいさつなど、入学前に整えたい食育を紹介します。
「給食、ちゃんと食べられるかな」。年長になると、小学校の給食を気にする保護者が増えてきます。この記事では、5歳の食育として、入学までに少しずつ整えたい食事の習慣を紹介します。
5歳の食事の特徴
- 食事の基本動作(スプーン、フォーク、お箸)が、かなり身についてくる
- 食べ物の好みや、食べる量が、はっきりしてくる
- 友だちと一緒に食べることが、楽しみになる
- 食べるスピードや、姿勢にも個人差が出てくる
朝ごはんを習慣にする
朝ごはんは、1日の活動のスイッチを入れ、生活リズムを整える大切な習慣です。
- 起きる時間を、毎日ほぼ一定にする
- 夜ふかしを避け、十分な睡眠時間を確保する
- 朝食は、ごはんやパンに、たんぱく質(卵、納豆、ヨーグルトなど)と、果物や野菜を添えるとバランスがとりやすい
- 食欲がないときは、おにぎりやバナナなど、少量から始める
よく噛む習慣をつける
よく噛むことは、あごの発達や、満腹感、消化の助けにつながります。
- 噛みごたえのある食材(根菜、きのこ、海藻、いか・たこなど)を、無理のない範囲で取り入れる
- 「もぐもぐ、何回噛めるかな?」と、遊びのように数える
- 飲み物で流し込まず、口の中のものを飲み込んでから、次を口に入れる
- 大人も、ゆっくり噛む姿を見せる
給食に向けた準備
給食は、決まった時間内に食べる必要があります。入学前に、次のことを少しずつ練習しておくと安心です。
- 食事の時間は、20〜30分程度を目安に、集中して食べる
- 自分で食べる量を、「これくらい食べられそう」と伝えられる
- お箸を使って食べる(無理なら、入学までに少しずつ)
- 食事の前に手を洗い、「いただきます」「ごちそうさま」を言う
- 配膳や片づけを、お手伝いとして経験しておく
「全部食べなさい」と急がせすぎず、「食べきれなかったら、先生に伝えていいよ」と、本人が困ったときの行動を、話しておくことも大切です。
体験談:よくあるエピソード
複数のご家庭でよく聞かれる体験をもとに構成した、一例です。
年長の秋に、給食が食べられるか不安になり、家でも食事の時間を意識するようになりました。最初は「30分で終わらない」ことが多かったのですが、テレビを消して、食べる前におもちゃを片づけるようにしたところ、少しずつ、集中できるようになりました。入学後の給食も、最初は時間がかかりましたが、先生が声をかけてくれて、少しずつ慣れました。
まとめ
5歳の食育は、「朝ごはん」「よく噛む」「決まった時間に食べる」という基本の習慣を整える時期です。完璧を目指さず、できることから少しずつ、楽しく続けていきましょう。
参考にした情報
- 食育ガイド(農林水産省)
- 保育所における食育に関する指針(厚生労働省)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。食事や成長で気になることがあれば、小児科医・管理栄養士・保健師にご相談ください。
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