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指しゃぶり・おしゃぶりはいつまで?やめさせるべき時期とやさしい卒業のしかた

指しゃぶりやおしゃぶりは、いつまで続けていい?歯並びへの影響、やめさせる時期の目安、叱らずに卒業するための方法を、年齢別に解説します。

ParentCoach 運営チーム約3分で読めます

「指しゃぶりをやめない。歯並びが悪くならない?」「おしゃぶりはいつまで使っていいの?」。指しゃぶりやおしゃぶりは、多くの親が悩むテーマです。この記事では、年齢ごとの考え方と、無理のない卒業のしかたをまとめます。

指しゃぶりは、自然な行動

指しゃぶりは、赤ちゃんの時期にはよく見られる行動です。おなかの中にいるころから見られることもあり、次のような意味があるとされています。

  • 口や指を使って、体の感覚を確かめている
  • 眠いときや不安なときに、気持ちを落ち着かせている
  • 退屈なときや、さみしいときの安心材料になっている

そのため、乳児期の指しゃぶりは、無理にやめさせる必要はないと考えられています。

年齢別の考え方の目安

日本小児歯科学会などは、年齢ごとの目安を示しています。

年齢考え方
0〜2歳ごろ発達の一部。やめさせようとせず、見守る
3歳ごろ遊びの時間が増えれば、自然に減っていくことが多い。様子を見る
4〜5歳以降続いていると、歯並びやかみ合わせに影響することがある。歯科医師に相談しながら対応を考える

指しゃぶりが長く続くと、前歯が前に出る、上下の歯がかみ合わない、といった影響が出る場合があります。ただし、影響の出方は、頻度や強さ、続けた期間によって変わります。

おしゃぶりはいつまで?

おしゃぶりについても、使い続ける期間が長いと、歯並びや口の発達に影響が出る可能性があります。目安として、1歳を過ぎたころから使う時間を少しずつ減らし、2〜3歳ごろまでに卒業を目指す考え方が一般的です。

  • 食事中や遊びの最中は、外す
  • 泣いたらすぐ与えるのではなく、抱っこや声かけを先に試す
  • 眠るときだけ、外出のときだけ、と使う場面を絞る
  • 使い始める前に、小児科や小児歯科で相談する

やさしい卒業のしかた

叱らない

「やめなさい」と叱るほど、隠れてしたり、かえって回数が増えたりすることがあります。指しゃぶりは、不安やさみしさのサインでもあります。まずは、原因を探る視点が大切です。

手や口が忙しくなる遊びを増やす

粘土、お絵かき、積み木、外遊びなど、手を使う遊びが増えると、自然と頻度が減ります。

眠くなる時間帯を支える

寝る前や、ぼんやりしている時間に出やすい子は、手をつないだり、背中をトントンしたり、絵本を読んだりして、安心感を別の形で届けます。

「やめたい」気持ちを後押しする

4〜5歳ごろになると、自分で「やめたい」と思う子もいます。ごほうびシールやカレンダーの工夫で、できた日を一緒に喜ぶと、励みになります。

避けたい対応

  • 指に辛いものや苦いものを塗る
  • 手袋などで無理に止める
  • 「赤ちゃんみたい」と、恥ずかしい気持ちにさせる

こうした方法は、子どもの心に負担をかけるうえ、解決にもつながらないことが多いと言われています。

よくある場面と声かけの例

寝る前に、指しゃぶりをしながら布団に入った場合の例です。

「今日もがんばったね。手をつなごうか」と、そっと手を握ります。「お話をしようか」と短い絵本を読み、眠くなるまで寄り添います。

相談の目安

  • 4〜5歳を過ぎても、日常的に指しゃぶりが続いている
  • 前歯が前に出ている、かみ合わせが気になる
  • ストレスが強く、ほかの癖(爪かみなど)も増えている

小児歯科や歯科医院で、歯並びの様子を見てもらいましょう。自治体の歯科健診で相談することもできます。

まとめ

指しゃぶりもおしゃぶりも、成長の一部です。乳児期は見守り、3歳ごろからは少しずつ減らし、4〜5歳を過ぎても続くときは歯科医師に相談する、という流れが目安です。叱らず、安心できる環境をつくりながら、お子さまのペースで卒業をサポートしましょう。

参考にした情報

  • 日本小児歯科学会「指しゃぶりについての考え方」
  • 厚生労働省「歯科保健」関連資料

本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの歯並びや口の発達について心配なことがあれば、歯科医師や小児科にご相談ください。

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