2歳の言葉の発達:二語文と語彙の爆発期に、会話を広げるコツ
2歳は語彙が急に増え、二語文で話し始める時期。「なんで」「自分で」の言葉の育て方、言葉を引き出す声かけ、言葉の遅れが気になるときの相談の目安を紹介します。
「ワンワン、いた」「ママ、きて」。2歳は、単語をつなげて話す二語文が出て、言葉が一気に広がる時期です。この記事では、2歳の言葉の目安と、会話を広げる関わり方を紹介します。
2歳の言葉の目安
個人差が大きく、あくまで目安です。
- 2歳前後:「ママ、きて」のような二語文が出始める
- 話せる単語が数十〜数百に増える(個人差が大きい)
- 「これなあに?」と、ものの名前を尋ねる
- 簡単な質問(「どっちがいい?」)に答えられる
- 発音は未熟で、「さ行」「らい行」の言い間違いは普通にある
会話を広げる関わり
子どもの言葉を少し広げて返す
子どもが「わんわん」と言ったら、「わんわん、いたね。おおきいわんわんだね」と一言足して返す。長すぎず、少しずつ文を伸ばします。
選択肢を出す
「どっちにする? りんご? バナナ?」と、選ぶ場面を作ると、自分で言葉にする機会になります。
絵本
- 「これは何かな?」「どうしたのかな?」と、絵について話す
- 繰り返しのある絵本、擬音語の多い絵本
- 気に入った1冊を何度も読んでよい
生活・遊びで
- 買い物、散歩で、見たものを一緒に言葉にする
- ごっこ遊び(お店屋さん、おままごと)で、セリフを楽しむ
- 好きな歌を一緒に歌う
言い間違いへの対応
「ごはん」を「ごあん」と言っても、指摘や言い直しをさせず、「ごはん、おいしいね」と正しく返せば十分です。言い直しを求めると、話したくなくなることがあります。
体験談:よくあるエピソード
複数のご家庭でよく聞かれる体験をもとに構成した、一例です。
言葉が増えてきた一方、発音が不明瞭で心配でした。言い直しをさせず、正しい言葉で返すだけにしたところ、少しずつ聞き取りやすくなりました。「ママ、あれ、みて」と二語文で伝えてくれるようになり、会話が楽しくなりました。
相談の目安
- 2歳を過ぎても、意味のある言葉がほとんど出ない
- 二語文が出ず、単語のみで、増えていかない
- 呼びかけに反応しない、目が合いにくい
- 言葉が出なくなる、または急に減った
2歳前後に気になるときは、小児科や自治体の相談窓口に、早めに相談しましょう。
まとめ
2歳の言葉は、子どもの言葉に一言足す・選ぶ場面を作る・絵本と生活の会話で広がります。言い間違いは気にせず、話す楽しさを大切にしてください。
参考にした情報
- 乳幼児の言語発達に関する研究(国内外の学術研究のレビュー)
- 母子健康手帳(乳幼児の発達の目安)
本記事は一般的な情報提供を目的としています。発達について心配なことがあれば、小児科や、自治体の相談窓口にご相談ください。
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