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成長ガイド

水泳を身につける8つのレベル。年齢別に、必要なもの・準備・やること・身につく力

水泳を、レベル1〜8まで一覧で解説。水に慣れる段階から、クロール・背泳ぎ・平泳ぎ、距離を泳ぐ・水の安全まで、対象年齢の目安、必要なもの・準備、やること、身につく力と安全上の注意をまとめました。

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救命胴衣や腕の浮き具をつけて、プールで楽しそうに遊ぶ2人の子ども

「水を怖がってしまう」「何歳から泳げるようになる?」。水泳は、水に慣れることから、少しずつ段階を踏んで身につきます。ParentCoachの「水泳」では、この力を8つのレベルに分けて、水遊びから、クロール・背泳ぎ・平泳ぎ、そして水の安全までを段階的に育てていきます。この記事では、レベルごとの対象年齢の目安、必要なものと準備、どんなことをすればよいか、そして身につく力を一覧で紹介します。

泳ぐ力は、どう育つ?

泳げるようになるまでには、次のような順番があります。焦って先に進むより、前の段階をしっかり楽しむことが近道です。

  • 水に慣れる:水を怖がらず、顔に水がかかっても平気になる
  • 呼吸と浮く:息を止める、吐く、浮く感覚をつかむ
  • 進む:蹴伸び、キック、手で水をかく動きを身につける
  • 泳ぎを仕上げる:クロールなどの泳ぎ方を組み合わせ、距離を伸ばす

年齢はあくまで目安です

各レベルに示す年齢は、「未経験のお子さまに向いている時期」の目安で、これより早い・遅いからといって問題はありません。分かりやすいよう、1歳未満は月齢、1歳以上は0.5歳(半年)刻みの概算で表示しています。また、レベルは年齢に関係なく選べます。お子さまの興味に合うレベルから始めてみてください。

8つのレベル早見表

レベルテーマ対象年齢の目安身につく中心の力
1水に慣れる6か月〜3歳水への安心感、プールのルールを守る力
2呼吸と浮く力を育てる1.5〜4歳呼吸のコントロール、息を止める力
3泳ぐための基礎を固める2.5〜5歳蹴伸び、安定して浮く力
4泳ぎを仕上げる3〜5.5歳泳ぎの基礎、呼吸と泳ぎの組み合わせ
5クロールで泳ぐ3.5〜6歳クロールのフォーム、キック力
6背泳ぎ4〜6.5歳背浮き、背泳ぎのキック・腕
7平泳ぎ4.5〜7歳平泳ぎのキック、伸びる力
8距離を泳ぐ5〜7.5歳水の安全、飛び込み・ターン

各レベルの必要なもの・準備 早見表

レベル必要なもの事前の準備
1水着・水泳帽(スクールの指定があれば)、洗面器・じょうろ・水遊びのおもちゃ、タオル・着替え、浮き具(必要に応じて)プールに入る前に見学し、どんな場所か親子で確かめておく。お風呂での水遊びから、少しずつ慣らす
2水泳帽・ゴーグル(必要に応じて)、浮き具(補助として)、ボール・水中のおもちゃ、洗面器呼吸の練習は、お風呂で「ぶくぶく」遊びから始める
3ビート板、ヘルパー(補助具)、フープ、ゴーグル浮き具から、少しずつ離れる練習を指導者と相談する
4ビート板、ゴーグル、タオル、補助者(保護者・指導者)ジャンプ入水などは、必ず指導者の合図と見守りのもとで行う
5水泳帽・ゴーグル、ビート板、プルブイ(あれば)、準備運動するスペース泳ぐ前後には、必ず準備運動・整理運動をする時間をとる
6ゴーグル、ビート板、浮き具(補助として)背泳ぎは、前が見えないため、壁やレーンの位置を先に確かめておく
7平泳ぎ用のビート板、ゴーグル、指導者のフォームの見本平泳ぎは、足の動きが難しいため、陸上で足の動きを先に練習する
8記録表・ストップウォッチ、目標カード、ゴーグル水の事故に備え、水の安全(浮いて助けを待つなど)を、指導者から教わる時間をとる

レベル1:水に慣れる(6か月〜3歳ごろ)

水を怖がらず、保護者と一緒に水遊びを楽しみながら、水泳の第一歩を踏み出す段階です。

取り組むスキル:水を怖がらず、基本動作を学ぶ/プールのルールを守る/プールへの入り方を知る/水の中を歩く/保護者と離れてレッスンに参加する/水に顔をつける/水中で目を開ける

必要なもの・準備

  • 水着・水泳帽(スクールの指定があれば)
  • 洗面器・じょうろ・水遊びのおもちゃ
  • タオル・着替え
  • 浮き具(必要に応じて)
  • 準備:プールに入る前に見学し、どんな場所か親子で確かめておく。お風呂での水遊びから、少しずつ慣らす

やること

  • お風呂やプールで、水に触れて遊ぶ
  • プールのルール(走らない・先生の話を聞く)を確かめる
  • プールへの入り方(階段・座って入る)を練習する
  • 水の中を、歩いてみる
  • 顔に水がかかる遊びや、水中で目を開ける遊びに慣れる

身につく力:水への安心感、プールのルールを守る力、水中を歩く力、顔をつける力

レベル2:呼吸と浮く力を育てる(1.5〜4歳ごろ)

水中での呼吸や浮く感覚を身につけ、水の中で体を動かすことに慣れていく段階です。

指導者に支えられながら、浮き具とビート板でバタ足の練習をしている男の子
浮き具とビート板を使って、浮く・キックの感覚をつかむ。大人がそばで支えながら進めます。

取り組むスキル:ぶくぶく・ぱっ/水中で息を止める/水中の動きに慣れる/ボビングをする/浮く、キックする

必要なもの・準備

  • 水泳帽・ゴーグル(必要に応じて)
  • 浮き具(補助として)
  • ボール・水中のおもちゃ
  • 洗面器
  • 準備:呼吸の練習は、お風呂で「ぶくぶく」遊びから始める

やること

  • 「ぶくぶく・ぱっ」(水中で息を吐いて、水上で吸う)を遊びにする
  • 水中で、数秒息を止める
  • 水中でしゃがんで、立つ(ボビング)
  • 浮き具を使って、浮く・バタ足をする

身につく力:呼吸のコントロール、息を止める力、ボビング、浮く・キックの感覚

レベル3:泳ぐための基礎を固める(2.5〜5歳ごろ)

浮き具に頼らず、自分の力で浮いたり進んだりする、泳ぎの基礎となる動作を身につける段階です。

取り組むスキル:蹴伸びをする/うつ伏せ・仰向けで安定して浮く/前から背中へ回転する/手で水をとらえる/自分でコントロールして泳ぐ

必要なもの・準備

  • ビート板
  • ヘルパー(補助具)
  • フープ
  • ゴーグル
  • 準備:浮き具から、少しずつ離れる練習を指導者と相談する

やること

  • 壁を蹴って、まっすぐ伸びる(蹴伸び)
  • うつ伏せ・仰向けで、浮く
  • 前から背中へ、くるりと回る
  • 手で水をとらえる動きを試す
  • 自分で行き先をコントロールして泳ぐ

身につく力:蹴伸び、安定して浮く力、回転する力、水をとらえる力

レベル4:泳ぎを仕上げる(3〜5.5歳ごろ)

手足の動きと呼吸を組み合わせ、ジャンプ入水から自力で泳ぎきるところまで仕上げる段階です。

取り組むスキル:初歩的な泳ぎ方を身につける/呼吸と泳ぎを組み合わせる/ジャンプして壁・出口へ泳ぐ/自分でプールから上がる/立ち泳ぎをする

必要なもの・準備

  • ビート板
  • ゴーグル
  • タオル
  • 補助者(保護者・指導者)
  • 準備:ジャンプ入水などは、必ず指導者の合図と見守りのもとで行う

やること

  • 初歩的な泳ぎ方(犬かきなど)で、進む
  • 息継ぎを組み合わせて、泳ぐ
  • ジャンプして入水し、壁や出口へ泳ぐ
  • 自分でプールから上がる
  • 立ち泳ぎ(浮いたまま水中で体勢を保つ)を体験する

身につく力:泳ぎの基礎、呼吸と泳ぎの組み合わせ、ジャンプ入水、プールから上がる力

レベル5:クロールで泳ぐ(3.5〜6歳ごろ)

クロールの腕・呼吸・キックを組み合わせて泳ぐ段階です。

ゴーグルをつけて、レーンでクロールの練習をしている2人の子ども
クロールは、腕・呼吸・キックの組み合わせ。プールでは、必ず指導者や大人の見守りのもとで練習します。

取り組むスキル:クロールのフォーム/キックで進む/横向き呼吸/クロールで続けて泳ぐ/泳ぐ前後の準備運動をする

必要なもの・準備

  • 水泳帽・ゴーグル
  • ビート板
  • プルブイ(あれば)
  • 準備運動するスペース
  • 準備:泳ぐ前後には、必ず準備運動・整理運動をする時間をとる

やること

  • クロールの腕の動きと姿勢を練習する
  • ビート板を使って、キックで進む
  • 横向きの呼吸(息継ぎ)を練習する
  • 少しずつ距離を伸ばして、続けて泳ぐ
  • 泳ぐ前後に、準備運動・整理運動をする

身につく力:クロールのフォーム、キック力、横向きの呼吸、続けて泳ぐ力

レベル6:背泳ぎ(4〜6.5歳ごろ)

仰向けで泳ぐ背泳ぎを身につける段階です。

取り組むスキル:背浮きで進む/背泳ぎのキック/背泳ぎの腕/背泳ぎのスタート/背浮きで休む

必要なもの・準備

  • ゴーグル
  • ビート板
  • 浮き具(補助として)
  • 準備:背泳ぎは、前が見えないため、壁やレーンの位置を先に確かめておく

やること

  • 背浮きで、体を伸ばして進む
  • 背泳ぎのキックを練習する
  • 背泳ぎの腕の動きを練習する
  • 背泳ぎのスタートを練習する
  • 背浮きで、水面に浮いて休む

身につく力:背浮き、背泳ぎのキック・腕、スタート、浮いて休む力

レベル7:平泳ぎ(4.5〜7歳ごろ)

カエル足と腕の動きを組み合わせる平泳ぎの段階です。

取り組むスキル:平泳ぎのキック/平泳ぎの伸び/平泳ぎの腕/呼吸とタイミング/平泳ぎで距離を泳ぐ

必要なもの・準備

  • 平泳ぎ用のビート板
  • ゴーグル
  • 指導者のフォームの見本
  • 準備:平泳ぎは、足の動きが難しいため、陸上で足の動きを先に練習する

やること

  • 平泳ぎのキック(カエル足)を練習する
  • 蹴ったあとの伸びを意識する
  • 平泳ぎの腕の動きを練習する
  • 呼吸とタイミングを合わせる
  • 少しずつ距離を伸ばして泳ぐ

身につく力:平泳ぎのキック、伸びる力、腕の動き、呼吸のタイミング

レベル8:距離を泳ぐ(5〜7.5歳ごろ)

距離を泳ぎ切り、水の安全を身につける段階です。

取り組むスキル:水の安全/飛び込み・ターン/距離を泳ぐ/バタフライに挑戦する/泳いだ記録と目標をつける

必要なもの・準備

  • 記録表・ストップウォッチ
  • 目標カード
  • ゴーグル
  • 準備:水の事故に備え、水の安全(浮いて助けを待つなど)を、指導者から教わる時間をとる

やること

  • 「浮いて助けを待つ」など、水の安全について学ぶ
  • 飛び込みやターンは、指導者のもとで練習する
  • 少しずつ距離を伸ばして、泳ぎ切る
  • バタフライに挑戦する
  • 泳いだ記録をつけ、次の目標を決める

身につく力:水の安全、飛び込み・ターン、距離を泳ぐ力、目標を立てる力

関わり方のコツ

どのレベルでも共通する、親の関わり方のポイントは次のとおりです。

  • できたことを一緒に喜ぶ:小さな一歩でも、その場で認めましょう
  • 無理に進めない:怖がるときは、前の段階に戻って大丈夫です
  • 教室の外でも、親子で水に触れる:お風呂やプールで、レッスンを一緒に振り返ります

ParentCoachでは、各スキルの達成の様子に合わせて、次に取り組むアクティビティを提案します。

安全に楽しむための注意点

  • 目を離さない:水の事故は、大人が少し離れた間に起こります。浅い水でも、必ず大人が付き添い、目を離さないでください
  • お風呂・家庭内:お風呂の水は使ったあとに抜き、浴室にひとりで入れないよう、ドアやベビーゲートで対策しましょう
  • 川・海・プール:必ず大人が手の届く範囲で見守り、必要に応じてライフジャケットを着用しましょう
  • 体調:発熱や体調不良のときは、無理をせず休みましょう。飛び込み・ターンなどは、必ず指導者のもとで行ってください

まとめ

泳ぐ力は、水に慣れる楽しさから始まります。焦らず、お子さまのペースで、一つずつ進めていきましょう。そして、水辺では、何より安全と見守りを第一に。お子さまの年齢に合ったレベルから、無理なく始められます。

参考にした情報

本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの年齢や様子に合わせ、必ず大人が付き添って取り組んでください。

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