しりとりは何歳からできる?言葉遊びの始め方と、ルールが分からない子へのやさしい教え方
しりとりは何歳から?3〜6歳で楽しめる言葉遊び、しりとりを教えるステップ、ルールが分からないときの工夫、車や待ち時間でできるアレンジを解説します。

「しりとりを、始めたけれど、全然続かない」「ルールが分かっていないみたい」。しりとりは、道具がいらず、どこでもできる言葉遊びです。この記事では、しりとりが楽しめる年齢の目安と、教え方のコツを紹介します。
しりとりが楽しめる年齢の目安
しりとりには、次のような力が必要です。
- 言葉を、音のかたまり(音節)に分けて考える力
- 言葉の最後の音を、取り出す力
- その音から始まる、言葉を思い浮かべる力
こうした力が、育ってくるのは、4〜5歳ごろと言われています。
- 3歳ごろ:言葉の最初の音や、最後の音への、気づきが少しずつ出始める
- 4歳ごろ:ルールを理解し、親のサポートがあれば、楽しめる
- 5〜6歳ごろ:ひらがなへの興味とともに、自分で続けられるようになる
個人差は大きいため、年齢だけで判断せず、子どもの様子を見ながら、取り入れましょう。
しりとりを、教えるステップ
ステップ1:音のかたまりに、気づく
「りんご」を、手を叩きながら「り・ん・ご」と、3つに分けるなど、言葉を音ごとに、区切る遊びをします。
ステップ2:言葉の最初の音、最後の音を知る
- 「りんごの、最初の音は?」「り!」
- 「りんごの、最後の音は?」「ご!」
「あたまの音」「しっぽの音」などの、呼び方にすると、分かりやすくなります。
ステップ3:しっぽの音で、始まる言葉を探す
「りんごの、しっぽは『ご』。『ご』から始まる、言葉は何かな?」と、問いかけます。答えが出なければ、親が、ヒントを出します。
ステップ4:交代で、続ける
親子で、交代しながら、言葉をつなぎます。最初は、絵カードなどを使うと、イメージしやすくなります。
ルールを、分かりやすく伝える
- 「ん」で終わる言葉を言ったら、負けになることは、最初は、気にしすぎない(「ん」で終わっても、「もう一回やろう」と、続ける)
- 「ん」の扱いは、後から、少しずつ教える
- 同じ言葉を、繰り返してもよい、最初は、緩やかなルールで、楽しむ
続かないときの工夫
- ヒントを出す(「赤くて、すっぱい、くだものは?」)
- 絵本や、絵カードを、見ながら、言葉を探す
- テーマを決める(食べ物しりとり、動物しりとり、のりものしりとり)
- 親が、わざと、答えを間違えて、子どもに教えてもらう
- 子どもが答えに詰まったら、待つ。急かさない
年齢に合わせたアレンジ
3〜4歳向け
- 「あたまの音あそび」:「りんご」の、あたまの音は「り」。「り」から始まる言葉を、探す
- 絵カードを使った、しりとり
5〜6歳向け
- 「3文字しりとり」:3文字の言葉だけで、続ける
- 「お題しりとり」:テーマを決めて、続ける
- 「ひらがなを書きながら」:言葉を、紙に書きながら、続ける
しりとりで、育つ力
- 語彙(言葉の数)
- 音韻意識(言葉の音への気づき)
- 記憶力・思考力
- 順番を守る力、ルールを理解する力
- ひらがなの学習への、興味
車や待ち時間で、できる言葉遊び
- しりとり(道具が、いりません)
- 「あたまの音、同じ言葉、探し」ゲーム
- 「なぞなぞ」(身の回りのものを、ヒントにする)
- 「何が見えるかな」ゲーム(見えるものを、順に言う)
相談の目安
- 年長になっても、言葉の音への気づきが、極端に少ない(言葉を、音に分けるのが、難しいなど)
- 言葉の発達や、聞き取りに、ほかにも心配なことがある
乳幼児健診、小児科、保健センター、園の先生に、相談してみましょう。
よくある場面と声かけの例
「ん」で終わる言葉を、言ってしまった場合の例です。
「『ん』がつくと、おしまいなんだけど、今日は、特別に、もう一回、やってみよう」と、気軽に続けます。慣れてきたら、「『ん』で、おわるよ」と、ルールを、少しずつ教えます。
まとめ
しりとりは、4〜5歳ごろから楽しめる、言葉遊びです。音のかたまりに気づく遊びから、段階的に進め、ルールは、緩やかに伝えましょう。遊びを通して、語彙や、音韻意識が、自然に育ちます。
参考にした情報
本記事は一般的な情報提供を目的としています。お子さまの発達について心配なことがあれば、小児科や自治体の相談窓口にご相談ください。
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